日本での4月の引越し:繁忙期に費用を抑えて乗り切る方法
3月~4月の引越し料金は2~3倍に跳ね上がり、引越し業者は数週間前には予約で埋まります。フリー便、宅急便の利用、閑散期を狙うなど、費用を抑えるための7つの戦略をご紹介。

この記事の情報は、引越し侍の2026年業界レポートおよびSUUMOの2026年引越し料金調査の価格データに基づき、2026年3月現在のものです。引越しの全工程とチェックリストについては、こちらの記事をご覧ください:外国人向け:日本での引越し完全チェックリスト。
なぜ3月~4月はこれほどまでに混み合うのか
日本の会計年度は3月31日に終了します。この日を境に、全国的に引越しが殺到します。
- 会社の人事異動(転勤 / tenkin):企業は2月~3月に人事異動を発表し、社員は数週間のうちに転居を求められます。
- 大学の新学期:学年度は4月に始まり、何十万人もの学生が新しい都市へ移動します。
- 新卒(新卒 / shinsotsu):新入社員は初任地へ移動します。
- 賃貸契約の更新時期:多くの賃貸契約が4月1日に更新されるため、退去者と入居者が同じ時期に集中します。
その結果、日本の引越し業界は年間取扱量の約35%をわずか2ヶ月で処理しています。全日本トラック協会は、2026年3月14日~4月5日を公式の「最繁忙期(さいはんぼうき)」と指定しています。3月28日(土)は年間で最も混雑する日になると予測されています。
引越し難民 — 文字通り引越し業者を予約できない事態
Hikkoshi nanmin(引越し難民 / moving refugees)は、2018年にドライバー不足と時間外労働規制により、多くの人が繁忙期に引越し業者を確保できなくなった際に全国的な流行語となりました。この問題は依然として続いています。2026年には、引越し会社の約35%が、2月中旬までに3月分の予約で埋まってしまうと報告しています。その時までに予約ができていない場合、主要な業者すべてから断られるか、法外な見積もりを提示される可能性があります。
どのくらい高くなるのか?
2026年の業界平均に基づいた実際の料金は以下の通りです:
| 引越しタイプ | 閑散期(6月~1月) | 繁忙期(3月~4月) | 上昇率 |
|---|---|---|---|
| 単身、荷物少なめ | ~35,000円 | ~58,000円 | +65% |
| 単身、荷物多め | ~50,000円 | ~82,000円 | +64% |
| 2人暮らし | ~79,000円 | ~105,000円 | +33% |
| 3人家族 | ~97,000円 | ~130,000円 | +34% |
| 4人家族 | ~120,000円 | ~166,000円 | +38% |
これらは同一地域内での引越しの平均です。長距離の引越し(例:東京から大阪)の場合、季節的な上乗せに加えてさらに2倍になることがあります。最も混雑する時期、特に3月下旬の週末には、閑散期の2~3倍の料金になることがあります。
繁忙期に費用を節約するための7つの戦略
1. 1~2ヶ月前には予約する
2月中旬までには、条件の良い枠や料金は埋まってしまいます。もし3月下旬や4月に引越しをすることが決まっているなら、1月には見積もりを取り始めましょう。引越し侍やSUUMO引越しのような比較サイトを利用して、一度に複数の見積もりを依頼しましょう。
2. 平日、月の半ばを選ぶ
土曜日や月末は最も高くなります。4月の第2火曜日は、3月最終土曜日よりも30~40%安くなる可能性があります。勤務先が費用を負担してくれるのであれば、柔軟な日程を交渉しましょう。
3. 「フリー便(フリービン / furii bin)」オプションを利用する
フリー便では、日付は自分で選びますが、引越し業者が時間帯を選びます。業者のスケジュールに空きがある時間帯に合わせる形です。午前や午後の時間指定予約に比べて、通常10,000円~20,000円の節約になります。デメリットは、前日まで開始時間が分からず、夕方になる可能性もあることです。
4. 4月上旬ではなく下旬に引越しをする
4月第1週を過ぎると、引越しの混乱は急激に収まります。4月中旬から下旬にかけては、料金が通常の水準に近づき、空きも増えます。4月5日を過ぎて1週間でも引越しを遅らせることができれば、大幅な節約になります。
5. 小規模または地域密着型の引越し業者を検討する
アート引越センター、サカイ引越センター、日通などの大手は真っ先に予約が埋まります。地域密着型の小規模な業者はまだ空きがあることが多く、料金も安い場合があります。ミツモアで地域の引越し業者を調べてみましょう。
6. 小規模な引越しには宅急便を利用する
一人暮らしで段ボール箱だけで大型家具がない場合は、ヤマト運輸の「単身引越しサービス」を利用すれば、通常の引越しサービスのごく一部の費用で、専用のカート(104cm x 104cm x 170cm)に荷物を運んでもらえます。関東圏内であれば、段ボール1箱3,000円未満で送れることもあります。大型の荷物を売却または処分し、このサービスと組み合わせることで、引越し業者を全く利用せずに済ませられます。
7. トラックをレンタルして自分で引越しをする
日本の運転免許証を持っているなら、軽トラック(軽トラ / keitora)やバンをレンタルするのが最も安価な選択肢です。ニッポンレンタカーやオリックスレンタカーでは、バンを1日6,000円~9,000円程度で借りられます。2トントラックは1日約20,000円です。レントラ便のようなサービスは、自分で運転したくない場合にドライバー付きのトラックを提供してくれます。荷物の積み下ろしは自分で行います。
引越し業者との会話に役立つ日本語フレーズ
3月末に引越しを考えています。空いている日はありますか?
(Sangatsu-matsu ni hikkoshi wo kangaete imasu. Aite iru hi wa arimasu ka?)
— I'm thinking of moving at the end of March. Do you have any available dates?
フリー便でお願いできますか?
(Furii bin de onegai dekimasu ka?)
— Can I use the free-time option?
平日の方が安くなりますか?
(Heijitsu no hou ga yasuku narimasu ka?)
— Is it cheaper on a weekday?
見積もりをお願いしたいのですが。
(Mitsumori wo onegai shitai no desu ga.)
— I'd like to request a quote.
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日本の引越し業者に電話をかけ、日本語で見積もりを比較し、日程交渉をするのは、ネイティブスピーカーにとっても大変なことです。ましてや、年間で最も忙しい時期に外国語でこれらを行うのはさらにストレスが伴います。LO-PALでは、無料で引越し状況を投稿し、現地の日本人からサポートを受けることができます。彼らがあなたに代わって業者に電話し、見積もりを比較し、契約内容を説明し、引越し当日を調整してくれます。あなたは、タスクを依頼し、ヘルパーが完了した場合にのみ料金を支払います。
この記事のライター

LO-PAL 創業者
厚生労働省支援の外国人患者受入れ医療コーディネーター、法務の専門家。自らの海外生活経験と医療現場での知見をもとにLO-PALを設立。
※ 一部AIを使用して執筆しています
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