大阪入管と名古屋入管での永住権申請:審査期間は約8ヶ月と約5ヶ月
関西にお住まいの場合、永住権申請は大阪入管へ(実務家報告では審査期間約8ヶ月)。東海にお住まいの場合、名古屋入管へ(約5ヶ月、主要な入管局で最速)となります。

要点:大阪、兵庫、京都、奈良、和歌山、滋賀にお住まいの場合、永住権申請は大阪入管で行います(審査期間は約8ヶ月)。愛知、三重、岐阜、福井、富山、石川、静岡にお住まいの場合、申請は名古屋入管で行います(約5ヶ月 — 主要な入管局の中で最速です)。申請する入管局は選択できず、住所によって決まります。両局とも平日9:00~16:00に開庁しており、どちらも10,000円の収入印紙が必要となり、2026年の同一ガイドラインが適用されます。
情報は2026年4月時点のものであり、出入国在留管理庁の公式審査期間統計、Calico Legal、リアルパートナー行政書士事務所の2025年報告に基づいています。永住権の主な審査基準については、当社の「永住権申請完全ガイド」をご覧ください。
なぜ申請する入管局が重要なのか
永住権の実質的な審査(在留期間、収入、納税履歴など)は全国共通ですが、待ち時間は、どの地方局が申請書類を処理するか、またその局の混雑状況によって大きく異なります。2025年のデータでは、最大3.6倍の差がありました。
| 局 | 永住権審査の平均期間 | 許可率(2025年) |
|---|---|---|
| 東京(品川) | 約18ヶ月 | 約44% |
| 大阪 | 約8ヶ月 | 全国平均前後(約50%) |
| 名古屋 | 約5ヶ月 | 全国平均をやや上回る |
| 福岡 | 約6ヶ月 | 約58% |
| 札幌、仙台、広島、高松 | 約4~7ヶ月 | 様々 |
これらの数値は、実務家が報告する局ごとの待ち時間です。出入国在留管理庁の公式審査期間統計では、永住者(令和8年1月許可分現在で約294.5日/約10ヶ月)の全国平均のみを公表しており、局ごとの数値は示されていません。実務家の報告によると、関西や東海にお住まいの外国人にとっては、東京にお住まいの方が同じ申請をするよりも、永住権が1年早く許可される可能性があることが示唆されています。ただし、個々のケースによって異なります。
大阪入管:関西の主要局
大阪出入国在留管理局は、大阪市住之江区南港北1-29-53にあり、大阪メトロ中央線/南港ポートタウン線のコスモスクエア駅から徒歩圏内です。大阪、兵庫、京都、奈良、和歌山、滋賀の6府県を管轄しています。兵庫県にお住まいの方には神戸支局が、京都府にお住まいの方には京都出張所があります。
| 事務所 | 所在地 | 管轄 |
|---|---|---|
| 大阪本局 | 大阪市住之江区南港北1-29-53 (〒559-0034) | 大阪府+奈良+和歌山+滋賀 |
| 神戸支局 | 神戸市中央区海岸通29 神戸地方合同庁舎 (〒650-0024) | 兵庫県 |
| 京都出張所 | 京都市左京区東丸太町34-12 (〒606-8395) | 京都府(主に在留カードの発行・更新。永住権の審査は大阪本局に回されることが多い) |
大阪本局での待ち時間:平日午前中の永住権カウンターでは1~2時間です。品川よりは混雑していませんが、名古屋よりは明らかに混み合っています。月曜日や祝日明けの日は特に混雑します。
なぜ大阪は5ヶ月ではなく8ヶ月かかるのか
大阪が名古屋に比べて審査に時間がかかるのは、主に申請件数の多さによるものです。関西は、東京圏に次いで日本で2番目に外国人人口が多く、神戸支局は兵庫県以外の永住権申請のほとんどを大阪本局に回送しています。大阪の審査は比較的厳格であるという評判もあり、行政書士の報告によると、特に自営業の申請者に対しては、名古屋よりも収入の安定性に対する審査が厳しいとのことです。
名古屋入管:主要局の中で最速
名古屋出入国在留管理局は、名古屋市港区正保町5-18にあります。以前中村区/三の丸にあった旧庁舎から、港湾地区のこの場所に移転しました。愛知、三重、岐阜、福井、富山、石川、静岡を管轄しています。永住権の審査は平均5ヶ月と、主要な入管局の中で最速です。2026年に永住権申請を計画している外国人にとって、これは大きなメリットとなります。
| 事務所 | 所在地 | 管轄 |
|---|---|---|
| 名古屋本局 | 名古屋市港区正保町5-18 (〒455-8601) | 愛知+岐阜+三重+静岡+福井+富山+石川 |
| 浜松出張所 | 浜松市中区中央1-12-4 浜松合同庁舎1階 | 静岡県西部 |
| 四日市、金沢、富山、福井、岐阜、名古屋空港(中部)の各出張所 | 各主要都市または港 | 各管轄区域(主に在留カードの発行・更新。永住権の審査は名古屋本局に回される) |
名古屋本局での窓口待ち時間:通常30~60分で、申請を終えて2時間以内に帰宅できることが多いです。局は名古屋の港湾地区にあり、あおなみ線や市バスでアクセスできます。現在のアクセス詳細については、出入国在留管理庁名古屋の公式ページをご確認ください。
なぜ名古屋は速いのか
職員の能力に対して申請件数が少ないことが主な理由です。東海地方にはかなりの外国人人口がいますが(特に自動車産業や製造業の地域にはブラジル人、フィリピン人、ベトナム人が多い)、永住権の申請率は東京や大阪よりも低いです。この人口の多くは、永住権の申請経路が異なる長期滞在者や特定技能労働者の在留資格を持っているためです。審査官は個々の書類をより速く処理する時間があります。
ただし、「速い」からといって「甘い」わけではありません。名古屋の許可率は全国平均とほぼ同じです。申請書類に弱点がある場合、名古屋も他のどの入管局と同じように、不備のある書類を躊躇なく却下することがあります。
もし引っ越す意思があるなら?
一部の申請者からは、東京から名古屋に引っ越してから申請すると、審査が早くなるかという質問が寄せられます。端的に言えば、それは有効ですが、申請よりもかなり前に実際に引っ越し、在留カードの住所を更新している場合に限られます。
友人の名古屋の住所をカードに記載するだけではいけません。入管は納税記録、勤務先の住所、公共料金の請求書と照合します。実際の居住がない「偽りの転居」は、指摘され、申請が不利になる可能性があります。しかし、仕事や家族のためにすでに転居を検討されている場合は、各局の審査速度の違いは考慮すべき大きなメリットとなるでしょう。
引っ越しを計画されていて、どの入管局があなたのケースを扱うかを調べたい場合は、LO-PALに無料で状況を投稿してください。現地のヘルパーが管轄を確認し、在留カードの状況をチェックし、入管がどのような住所の証拠を求めるかについて説明してくれます。
申請当日:両局での持ち物
必要書類は全国的に標準化されていますが、窓口では以下のものが必要です。
- 永住許可申請書 — 出入国在留管理庁の永住許可手続きページからダウンロード
- 写真(4cm×3cm、3ヶ月以内に撮影したもの)
- 在留カードとパスポート(原本、要求された場合はコピーも)
- 理由書
- 税証明書:過去3〜5年分の課税証明書および納税証明書(市区町村役場で取得)
- 年金・健康保険の記録:年金記録(ねんきんネットまたは年金事務所から取得)および健康保険の納付証明(勤務先または区役所から取得)
- 収入証明:過去3年分の源泉徴収票
- 身元保証書(身元保証人による署名)
- 10,000円の収入印紙(庁舎内または近くの郵便局で購入)
書類の詳細については、当社の「永住権書類チェックリスト」をご覧ください。
窓口での会話例
- 永住の申請です (Eijuu no shinsei desu) — 永住権の申請です。
- 書類は揃っていますか (Shorui wa sorotteimasu ka) — 必要書類はすべて揃っていますか?
- 収入印紙はどこで買えますか (Shuunyuu inshi wa doko de kaemasu ka) — 収入印紙はどこで購入できますか?
- 結果通知書はいつ届きますか (Kekka tsuuchisho wa itsu todokimasu ka) — 結果通知書はいつ届きますか?
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大阪または名古屋入管への同行ヘルパーを予約する
審査の速い入管局であっても、書類が1つでも不足していれば、1日を無駄にし、再度訪問しなければなりません。LO-PALに無料でタスクを投稿してください。関西または東海にお住まいの地元のヘルパーが、事前に書類を確認し、入管局まで同行して窓口で通訳してくれるため、一度の訪問で手続きを終えられます。支払いはタスク完了後で結構です。
免責事項:この記事は一般的な情報を提供するものであり、法的助言ではありません。日本の出入国管理規則は頻繁に変更され、個々の結果は審査官の裁量に左右されます。いかなる申請を行う前にも、資格を持つ行政書士または弁護士にご相談ください。出入国在留管理庁のウェブサイト(moj.go.jp/isa)が、現在の規則と様式の信頼できる情報源です。
この記事のライター

LO-PAL 創業者
厚生労働省支援の外国人患者受入れ医療コーディネーター、法務の専門家。自らの海外生活経験と医療現場での知見をもとにLO-PALを設立。
※ 一部AIを使用して執筆しています
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